疲労骨折は4週間安静に 骨折部位によっては治療期間長期化も

[ 2017年2月8日 08:12 ]

左股関節を疲労骨折した宮原知子
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 フィギュアスケートの宮原が診断された疲労骨折は主に若年者に生じるもので、スポーツなどのオーバーユーズなどが原因。発症時期は不明だが、これから4週間安静にして、痛みが取れれば世界選手権出場の可能性が広がる。ただコンディション面には不安を残すだろう。

 今回の診断は単純エックス線、CT、MRIなどで判断されたものだろうが、疲労骨折の部位によっては治療期間に差が生じることがある。例えば恥骨などの骨盤側であれば良いが、大腿骨頸部(けいぶ)なら、さらに長く時間がかかるかもしれない。 (佐賀大医学部整形外科・馬渡正明教授)

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2017年2月8日のニュース