沙羅 仮想平昌でW杯53勝予行「調子は万全にしていきたい」

[ 2017年2月8日 05:30 ]

帰国後、航空会社職員から花束贈呈を受け笑顔の高梨沙羅
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 ノルディックスキー・ジャンプ女子の高梨沙羅(20=クラレ)がプレ五輪に向け、“仮想平昌”のジャンプ台で予行演習を行う。W杯3連勝を飾って通算勝利数を52まで伸ばし、7日に羽田空港に帰国。結果だけを見れば復調したように見えるが「まだ感覚は戻り切ってない」と不満げだった。

 次戦は1年後に迫った五輪の舞台となる平昌でのW杯(15、16日)。これまでにも同地で合宿を行ってきた高梨は「助走路がなだらかではなく、昔からある感じのジャンプ台。嫌いなタイプではない」と語っており、一時帰国中は特徴が似ているという長野・白馬のジャンプ台で練習を予定している。男子のW杯最多記録となる53勝目にも王手をかけた状態で迎えるプレ五輪。「いろんなものを見て吸収するためにも、調子は万全にしていきたい」と1年後の本番まで見据えて準備を進める。

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2017年2月8日のニュース