ボルト 団体対抗戦に出場 豪で陸上の新イベント、ファンと交流も

[ 2017年2月4日 21:15 ]

「ニトロ・アスレチックス」でのレースを終え、ファンにサインするボルト
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 陸上男子100メートル、200メートルで五輪3連覇のウサイン・ボルト(ジャマイカ)が4日、メルボルンで開幕した新規の団体対抗戦「ニトロ・アスレチックス」に出場した。非五輪種目やパラリンピック種目を含む競技を日本、オーストラリアなど6チームが争う。今季限りでの引退を表明しているスーパースターは多国籍の「ボルトオールスターズ」の主将として、この日最後の男女混合400メートルリレーで第2走者を務めた。

 お祭りムードの中でアサファ・パウエル(ジャマイカ)からバトンを受け、世界一の走りを披露。ファンを喜ばせた後は握手や写真撮影に上機嫌で応じた。このリレーで日本の第2走者だった永野真莉子(甲南大)は「(握手した)手が大きかった。オーラが違った。この経験を胸にこれからも頑張りたい」と興奮を隠せない様子だった。

 9、11日にも競技が行われる。(共同)

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2017年2月4日のニュース