米デトロイト郊外で下水道管破裂危機、SBハーフタイムは“トイレ我慢を”

[ 2017年2月4日 21:07 ]

12月24日の地盤沈下で傾いた、ミシガン州フレイザーの住宅
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 米ミシガン州デトロイト郊外にあるマコーム郡の水道局が、5日に迫っているNFLスーパーボウルの最中に下水道管が破裂を含めた危機的状態に陥る可能性があることをラジオを通して住民に訴えた。

 昨年12月24日に発生したデトロイト一帯での地盤沈下が原因。住宅が傾くなどの被害が出たが、約30万人の生活に必要な下水道も各所で機能不全となっていた。現在、一時的なバイパスの下水管を設置する工事を行っているが、問題はスーパーボウルのハーフタイム。それまで試合を観ていた視聴者がいっせいにトイレに行くために、仮設の下水管では処理できない危険性が出てきた。

 AP電によれば郡当局のキャンディス・ミラー氏は「トイレに行くのを我慢するか、用を足しても水で流すのを後にしてほしい。そうでない場合にはトラブルを覚悟しなくてはいけない」とコメント。救いはハーフタイム・ショーの主役が人気シンガー、レディー・ガガ(30歳)であることで、ガガがマコーム郡の住民を虜(とりこ)にできるかどうかが、危機脱出のカギになってきた。

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2017年2月4日のニュース