東京五輪を想定 親方衆が救助訓練「この経験生かしたい」

[ 2017年2月1日 05:30 ]

 20年東京五輪のボクシング会場となる両国国技館で、日本相撲協会の警備担当の親方衆が消防署の救急隊員らとともに救助訓練を行った。五輪も想定に入れた訓練は競技中に強い地震が発生し、観客が避難する際に階段やエスカレーターで将棋倒しになったとして実施された。

 親方衆は五輪の警備には当たらない見通しだが、大相撲開催中の災害発生時に備え、担架による負傷者の搬送などを担当。大島親方(元関脇・旭天鵬)は「実際に災害が起きたらもっと大変なことになる。この経験を生かしたい」と述べた。

続きを表示

2017年2月1日のニュース