“みうみま”美誠 全日本Vの美宇にびっくり「覚醒していた」

[ 2017年1月28日 14:30 ]

河合塾マナビス「夢を追いかける高校生応援イベント」に征服姿で登壇した伊藤美誠(左)と平野美宇
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 卓球の全日本選手権で女子シングルスを史上最年少で制した平野美宇(16=エリートアカデミー)と、リオ五輪卓球女子団体銅メダルの伊藤美誠(16=スターツ)が28日、都内で行われた河合塾マナビスとのスポンサー契約を記念し、「夢を追いかける高校生応援イベント」にそろって出席した。

 平野の全日本での優勝について聞かれた伊藤は「一から強かった。びっくりしました。全日本の時は飛び抜けてというか、覚醒していた。本当に強いなという印象しかなかった」と脱帽。「そういうふうに全日本とかで覚醒する選手になれるように、自分も頑張っていきたい」と誓った。

 その言葉を聞いて平野は「そう思ってくれていたなら、嬉しいなと思う。いろんな方の支えがあっての優勝だと思うので、いろんな方に感謝したい」と話した。

 世界選手権(5〜6月、ドイツ・デュッセルドルフ)では、ともにシングルス、ダブルスで出場するが、全日本での結果を受け、おなじみの“みうみま”を離れ、ペアは分かれることになる。早田ひな(16=希望が丘高)とペアを組む伊藤は「ダブルスは一時停止というか、みうちゃんとは今回はくまないけど、ひなちゃんとは世界ジュニアでも組んでいるので、すごい楽しみ。(ペアの名前は)みまひなに決めたというか、勝手に付けてます。最強のペアになれるように頑張りたい」。

 一方の平野は同4位の石川佳純(23=全農)とのペアに挑む。「すごい先輩なので、貴重なので得られることもあると思う。尊敬している先輩なので、一緒に組んで中国に勝って金メダルを穫れるようなペアになりたい。ネットニュースに“かすみう”ってなってた。しっかりメダルを撮れるように、この3カ月はしっかり頑張っていきたい」と笑った。

 伊藤とのペアでないことには「ダブルスを組まないと一緒も部屋にならないので、今までより仲良くしなくていいかなって」と突き放し、笑いを誘っていた。

 イベントでは、夢を巨大ラケットに書き込んだ2人。2人とも「東京オリンピックで金メダル!」と書き入れると、伊藤は「2020年の東京五輪を目指して、そこでは絶対優勝するという目標を立てている。特に個人戦と団体戦があるので、美宇ちゃんとも一緒に出場したいので、一緒に金メダルを獲りたい」。

 平野も「東京五輪での金メダルを獲りたい。個人戦と団体戦があるので、両方で金メダルを獲りたい。団体戦では美誠ちゃんと一緒に出られるように頑張りたい」と力強く宣言した。

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