ジャマイカ陸上リレー ドーピングで北京五輪金剥奪 日本繰り上げ銀も

[ 2017年1月26日 05:30 ]

2008年8月、北京五輪陸上男子400メートルリレーで金メダルを獲得したジャマイカチーム。左から2人目がネスタ・カーター、同3人目はウサイン・ボルト
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 国際オリンピック委員会(IOC)は25日、2008年北京五輪で、ジャマイカのウサイン・ボルトらが獲得した陸上男子400メートルリレーの金メダルを剥奪すると発表した。ジャマイカのリレーメンバーだったネスタ・カーターが、同五輪のドーピング再検査で禁止薬物に陽性反応を示して失格となったため。IOCによると、ジャマイカは今後、処分に対する不服申し立ての権利がある。処分が確定すれば、同種目で銅メダルを獲得した日本(塚原、末続、高平、朝原)が銀メダルに繰り上がる。

 ボルトは08年北京五輪から16年リオデジャネイロ五輪まで3大会連続で100メートル、200メートルと400メートルリレーの短距離3冠を達成したが、この処分で通算9個の金メダルが1つ減る。

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