8強入りのナダル「ガールフレンドは推薦出場」、インタビューに観客爆笑

[ 2017年1月23日 22:47 ]

全豪オープン第8日 ( 2017年1月23日    メルボルン )

全豪オープン8強入りを決め、笑顔でガッツポーズするラファエル・ナダル
Photo By 共同

 全豪オープン男子シングルスで8強入りを決めた世界ランキング9位のラファエル・ナダル(30=スペイン)が、試合後のインタビューで観客を爆笑させた。

 今大会のナダルは開幕戦のブリスベン国際に引き続き、長年の恋人であるマリア・フランシスカ・ペレロさんを帯同している。全豪オープンは12回目の出場となるが、オーストラリアに彼女を連れてくるのは初めてだという。

 コート上で元世界1位のジム・クーリエ氏(46)からそのことを質問されると、「10年たって、ようやく彼女はここに来るためのワイルドカード(主催者推薦)をもらえたんだ」とジョークを飛ばした。

 「ワイルドカードだって!?メインドローじゃないのかい?」

 「えーっと、そのー…。まあ、このへんにしとこう」

 鋭い突っ込みを受けて、照れ笑いで話を打ち切ったナダル。このやり取りに客席の彼女を含め、センターコートは大きな笑いに包まれた。

 同6位のガエル・モンフィス(30=フランス)に挑んだ4回戦では、6―3、6―3、4―6、6―4で勝利。第4セットは2―4から逆転するなど、持ち前の粘り強さを発揮してトップ10対決を制した。2年ぶりのベスト8進出を決め、次戦は開幕戦で敗れた世界3位のラオニッチ(カナダ)との対戦。「前回は負けはしたけど接戦だった。自分のサーブに集中して、アグレッシブにプレーしたい」と闘志を燃やした。

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2017年1月23日のニュース