稀勢の父・貞彦さん 横綱土俵入りは「雲龍型」に期待

[ 2017年1月23日 05:30 ]

大相撲初場所千秋楽 ( 2017年1月22日    両国国技館 )

父・萩原貞彦さん(後列中央)、母・裕美子さん(後列左)に祝福される稀勢の里
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 優勝を決めた21日は茨城県牛久市の自宅で応援した稀勢の里の両親だったが、この日は館内を訪れ、結びの一番を食い入るように見た。すくい投げで白鵬を破った瞬間、父・萩原貞彦さんは「言葉がないです」と顔を紅潮させ、母・裕美子さんは感極まり、ハンカチで目頭を押さえた。

 涙もろい母はセレモニーで賜杯を抱いた息子と目が合うと大泣き。支度部屋での記念撮影を終えると涙も乾き「涙が止まらなかった。最後勝ってもらわないと」と笑顔を見せた。これまで相撲のアドバイスを送ってきた父は期待する横綱土俵入りについて聞かれ「雲龍型」を推した。

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