田子ノ浦親方も感無量「先代からの思いがあったので。凄くうれしい」

[ 2017年1月23日 05:30 ]

大相撲初場所千秋楽 ( 2017年1月22日    両国国技館 )

乾杯する(前列左から)田子ノ浦親方夫人の琴美さん、稀勢の里、田子ノ浦親方。父・萩原貞彦さん(二列目左から4人目)、母・裕美子さん(二列目左から3人目)ら
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 稀勢の里の師匠で、足のケガのため初場所を全休していた田子ノ浦親方(元幕内・隆の鶴)が千葉県市川市内で行われた同部屋の千秋楽パーティーに出席。「部屋全体、先代からの思いがあったので。凄くうれしい」と感無量の表情を見せた。

 11年に急逝した先代師匠の元横綱・隆の里にも思いをはせ「先ほど、いい報告ができた」と話した。部屋を受け継いでから、優勝までの道のりも振り返り「(稀勢の里が)15歳のときから見てきた。僕がもっといいアドバイスができたらよかったけど、できなかった。本人が努力して自分を信じてやってきた」と弟子を称えた。

 ▼琴奨菊(幕内最多の62度の対戦を数える稀勢の里を祝福。自身は来場所、大関から関脇に陥落)どんな時も稀勢の里は土俵に上がり続けてきた。悔しいけど、また一緒に頑張りたい。

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2017年1月23日のニュース