福島千里 プロ転向発表 100m10秒台目指し「さらなる高みへの挑戦」

[ 2017年1月20日 10:02 ]

プロ転向を発表した福島千里
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 陸上女子100メートルと200メートルの日本記録保持者・福島千里(28)が所属する北海道ハイテクアスリートクラブが20日、同選手が1月20日をもって退団し、プロになることを発表した。本人からプロ転向の申し出があったため、本人の意向を尊重して送り出すとしている。同時に福島の談話を発表した。コメントは以下の通り。

 この度、私福島千里は1月20日をもって、北海道ハイテクノロジー専門学校を退職、ならびに北海道ハイテクアスリートクラブを退団することとなりました。

 ハイテクACで10年間たくさんのご支援ご声援をいただいて競技生活を送れたこととても幸せでした。心より感謝申し上げます。

 オリンピック出場や日本記録の更新ができたのも、滋慶学園をはじめハイテクノロジー専門学校や監督、チームメイト、ハイテクACを支えてくださった皆様のおかげです。また、このようにさらなる高みへの挑戦ができるのも同じくここでの経験のおかげだと思っております。

 当面は今まで通りの練習拠点であるハイテクインドアスタジアムでトレーニングをさせていただきます。2020年の東京オリンピックに向けて競技力の向上はもちろん、引き続き日本人女子初となる10秒台を目標にして、より一層努力してまいります。今後の活動を通して、たくさんの方々に陸上競技の魅力を伝えていけたらと思います。

 今後ともご支援ご声援のほどよろしくお願いいたします。

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2017年1月20日のニュース