玉鷲、奨菊に“引導”渡す 同じ二所ノ関一門「涙が出そうだった」

[ 2017年1月20日 05:30 ]

大相撲初場所12日目 ( 2017年1月19日    両国国技館 )

 琴奨菊に引導を渡す形になった玉鷲は「(取組後)涙が出そうだった」と声を詰まらせた。

 同じ二所ノ関一門の大関とは「十数年一緒に戦ってきた」という間柄。それだけに「勝負の世界」と情け無用で一番に臨んだ。立ち合いで得意の喉輪を決めると一気に俵へ追い詰め3秒3で土俵下へ沈めた。

 7勝目で勝ち越しまであと1つ。「悲しいより、いい方に考える」と前向きに捉え、琴奨菊については「次の場所頑張って、絶対また(大関に)上がってくる」と話した。

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2017年1月20日のニュース