ラグビー日本選手権の大学枠撤廃 トップリーグ決勝Tを兼ね開催へ

[ 2017年1月18日 21:07 ]

 日本ラグビー協会は18日、東京都内で理事会を開き、来季以降の日本選手権の大学チーム出場枠をなくすことを決めた。トップリーグ(TL)上位4チームによる決勝トーナメントを兼ねて開催される。

 日本協会は代表強化を目的とするスーパーラグビーの日本チーム、サンウルブズの活動期間を確保するため国内日程の再編を検討。来季以降、TLは16チームが変則的なリーグ戦で12月末までに各チーム13試合を戦い、決勝トーナメントを兼ねた日本選手権は1月に行われる。優勝チームは両タイトルを獲得する。下位チームの順位決定トーナメントも実施する。今季は総当たりのリーグ戦で行われていた。

 日本選手権は1963年度の第1回から社会人と大学の王者が一発勝負で争うシステムだったが、実力差の拡大により、1997年度の第35回大会以降は主に複数チームによるトーナメント方式で行われていた。21日に始まる今季の大会は、TL上位3チームと全国大学選手権で8連覇した帝京大の4チームで行われる。

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2017年1月18日のニュース