ラプターズ4連勝 ラウリー休養欠場もデローザン36得点、11R奮闘

[ 2017年1月18日 15:58 ]

36得点を挙げたラプターズのデローザン(左)(AP)
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 NBAは17日に各地で5試合を行い、東地区アトランティック首位のラプターズは敵地ブルックリンでネッツを119―109(前半58―61)で下し、4連勝で28勝13敗。同ディビジョン2位のセルティクスには2ゲーム差をつけた。

 この日は今季22・2得点を挙げていたポイントガードのカイル・ラウリー(30歳)が休養で欠場したが、デマー・デローザン(27歳)が36得点と11リバウンドを稼ぎ、ラウリーの代役として先発したコーリー・ジョセフ(25歳)は自己最多の33得点をマークしてその穴を埋めた。

 ネッツは11連敗となって8勝33敗。センターのブルック・ロペス(28歳)は28得点と8リバウンドをマークしたが、チームは昨年12月26日のホーネッツ戦(○120―118)から勝ち星がなく、ここ17戦では16敗目を喫した。

 マーベリクスは敵地シカゴでブルズに99―98(前半54―47)で競り勝ち、今季初の3連勝で14勝27敗。20得点のハリソン・バーンズ(24歳)ら先発5人が2ケタ得点を稼ぎ、96―98で迎えた第4Q残り11・7秒にはウェズリー・マシューズ(30歳)がデロン・ウィリアムス(32歳)からのパスを受けて起死回生の3点シュートを成功させた。

 ブルズは3連勝を逃して21勝22敗。残り22・8秒、24得点をマークしたジミー・バトラー(27歳)が右45度からジャンプシュートを決めてリードしたが、手痛い3点シュートを“被弾”して敗れた。最後はこの日が35回目の誕生日となったドウェイン・ウェイドが左サイドのベースライン際から3点シュートを放ったがリングに嫌われてブザー。勝機がありながら今季低迷していたマーベリクスに足元をすくわれた。

 ヒートはヒートは地元マイアミでロケッツを109―103(前半53―54)で退けて12勝30敗。ゴラン・ドラギッチ(30歳)が21得点、ベンチから出たウェイン・エリントン(29歳)が5本の3点シュートで18得点を記録して連敗を4でくい止めた。

 ロケッツは32勝12敗。ジェームズ・ハーデン(27歳)は40得点、12リバウンド、10アシストで2試合連続、今季13回目のトリプルダブルを達成したが勝利にはつながらなかった。

 スパーズは地元サンアントニオでティンバーウルブスに122―144(前半67―71)で勝って32勝9敗。カワイ・レナード(25歳)は34得点をマークし、4試合連続で30得点以上を記録した。また今季の得点は965となり、前半戦(41試合)消化時点での950得点以上はチームでは2003年のティム・ダンカン以来となった。

 ティンバーウルブスは連敗で14勝28敗。第2Qでの41点は今季のクオーター別最多得点だったが、第3Qと第Qの合計得点は43。後半に失速してスパーズに押し切られた。

 ナゲッツは敵地ロサンゼルスでレイカーズを127―121(前半66―54)で退けて17勝23敗。成長株のパワーフォワード、ニコラ・ヨキッチ(21歳)が29得点、15リバウンド、3ブロックショットをマークし、5連敗のあと今季2度目の3連勝を飾った。

 レイカーズは5連敗で15勝31敗。フィールドゴール成功率はナゲッツの56・8%に対し、43・5%と大きく下回り、シュートの精度を欠いて敗れ去った。

 <19日のテレビ中継>

ウォリアーズ―サンダー

WOWOWプライム 12時30〜

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