横綱・鶴竜が休場 1カ月の加療 肩など負傷 2横綱不在に

[ 2017年1月18日 10:03 ]

大相撲初場所11日目   両国国技館 ( 2017年1月18日 )

 大相撲の東横綱鶴竜(31)=本名マンガラジャラブ・アナンダ、モンゴル出身、井筒部屋=が初場所11日目の18日、「頸椎斜角筋損傷、左肩鎖関節脱臼で約1カ月の加療を要する見込み」との診断書を日本相撲協会に提出して休場した。師匠の井筒親方(元関脇逆鉾)によると2日目の松鳳山戦で首から肩を痛めた。

 鶴竜は10日目まで5勝5敗と不振。横綱が10日目までに5敗(不戦敗を除く)するのは1980年名古屋場所の三重ノ海以来37年ぶりだった。右脚負傷で7日目から休んだ日馬富士に続く休場で、2015年秋場所以来8場所ぶりに2横綱が不在。井筒親方は「致命傷ではなく、大事には至っていない」と説明。トーナメント戦など2月の花相撲を休み、3月の春場所出場を目指す。

 鶴竜の休場は昨年名古屋場所以来3場所ぶり5度目で、横綱昇進後では4度目。11日目の対戦相手、大関琴奨菊は不戦勝。今場所の十両以上の休場者は3人目となった。

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2017年1月18日のニュース