松山　２Ｈ連続池ポチャ猛省　賞金ランク１位も陥落

米男子ゴルフツアー ソニー・オープン最終日 （ 2017年1月15日    米ハワイ州ホノルル　ワイアラエＣＣ（７０４４ヤード、パー７０） ）

最終ラウンド、ホールアウトした松山英樹。通算１１アンダーで２７位
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　１６位で出た松山英樹（２４＝ＬＥＸＵＳ）は５バーディー、２ボギー、１ダブルボギーの６９で回り通算１１アンダーの２７位だった。７０だった谷原秀人（３８＝国際スポーツ振興協会）も２７位。小平智（２７＝Ａｄｍｉｒａｌ）は４９位。ジャスティン・トーマス（２３＝米国）が６５で回って通算２７アンダーで前週ＳＢＳチャンピオンズに続く今季３勝目、ツアー通算４勝目を挙げた。７２ホールで２５３のスコアはツアー最少記録を１打更新した。

　松山は今季ワーストの２７位で終戦。獲得ポイント、賞金とも１位の座をＪ・トーマスに明け渡した。「いいところがなく終わってしまった。いいショットが１回か２回しかなかった」と悔しがった。

　序盤でアイアンショットを左に引っかけて２度も池に打ち込んだ。２番では３Ｉで放ったティーショットを、３番も左ラフからＰＷで打った第２打をグリーン左手前の池に落とした。それでも過去４回出場で予選落ち３回、予選通過した１５年も２次カットで脱落と苦しめられてきたワイアラエＣＣで初めて最終日まで進み、４日間ともアンダーパーで回ったが「狙っていけるショットができない。グリーンが難しかった」と反省の弁ばかりを口にした。

　次戦は２週後のファーマーズ・インシュアランス・オープン（２６日開幕、カリフォルニア州）。翌週は昨年優勝したフェニックス・オープン（２月２日開幕、アリゾナ州）に参戦する。「先週、今週と見つかった課題を克服していけるように頑張りたい」。１週間のオフはショートゲームを重点的に練習する意向だ。