御嶽海「目の前の勝機」生かせず…「重かった。悔しい」

[ 2017年1月13日 05:30 ]

大相撲初場所5日目 ( 2017年1月12日    両国国技館 )

好調の御嶽海をのど輪で攻める稀勢の里
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 御嶽海は、稀勢の里の右喉輪を外した瞬間、ここを勝負と前に出たが攻めきれなかった。支度部屋では「重かった。悔しい。勝機が目の前に見えていた」。

 一度は追い詰めたことで収穫よりも悔しさを前面に出すところは、24歳の若武者とは思えない頼もしさだ。この日は父・春男さんの68歳の誕生日で、セーターを贈ったという。朝稽古に駆けつけた母のマルガリータさん(46)も今場所の2つの金星を祝福し、「ケガしないように」と孝行息子を抱きしめていた。

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2017年1月13日のニュース