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松鳳山 正真正銘金星!前日の“幻”引きずらず 日馬を圧倒

大相撲初場所3日目 ( 2017年1月10日    両国国技館 )

<初場所3日目>日馬富士(手前)を寄り切りで破る松鳳山
Photo By スポニチ

 平幕の松鳳山が横綱を圧倒した。日馬富士にまわしを許さず、もろ差しに持ち込むと一気に走って寄り切り。2日目の横綱・鶴竜戦は行司軍配差し違えで金星を逃したが、文句のつけようのない内容で昨年初場所以来、1年ぶり3個目の金星を獲得した。日馬富士は2日連続で平幕に敗戦。横綱・白鵬は横綱大関戦で連勝していた平幕の御嶽海を破って3連勝。連覇を狙う横綱・鶴竜も危なげなく全勝を守った。

 思い切りの良さを存分に生かした。激しい突き合いで日馬富士の上体を起こすと、相手が左上手を狙ってきたところでもろ差しになった。小手投げにも動じず、そのまま横綱を土俵外に運んだ。

 「立ち合いで当たれて手も伸びた。投げられてもいいから前に出ようと思ったのがよかった。まだ32歳だからね。まだまだ若いよ」。13年秋場所、昨年初場所に続く日馬富士撃破で3個目の金星。初金星の際は土俵上で号泣したが、この日は会心の内容に笑みが広がった。

 “幻の金星”を翌日の土俵で奪い返した。2日目の鶴竜戦は土俵際の小手投げで横綱を裏返しにし、軍配は自身に上がった。だが物言いがつき、自身の足が先に出ているということで差し違えとなった。微妙な勝負だったが、取組後の支度部屋では「負けは負け」と言い訳をしなかった。潔い土俵態度だからこそ、引きずらずに臨めた。師匠の二所ノ関審判部長(元大関・若嶋津)はめったに弟子のことを褒めないが、この日は審判長として松鳳山の金星を目の当たりにし「本人も乗っているんじゃないか。きのう(2日目)もいい相撲。前に出てるからいい」と賛辞を贈った。

 32歳はベテランと言っていい年齢だが、向上心は尽きない。今年の目標も「自己最高位の更新」と新関脇昇進を狙っている。「豪風関、嘉風関も30歳を超えて新関脇になっている。目の前に見本がいるので、見習っていきたい」。こわもての風貌には似つかわしくない謙虚さも、この力士の魅力であり、長らく上位で戦える秘けつでもある。

 手応えを聞かれても「まだ3日目。終わってからの手応えじゃないですか」と慢心はない。自分の納得する相撲を取り続けることだけに集中して土俵を盛り上げていく。

 ▼松鳳山の過去の金星 最初は13年秋場所の日馬富士戦。突っ張りで追い込み、右からのはず押しで押し出し。2個目は16年初場所。日馬富士に押し込まれたが相手の勢いを利用して右すくい投げ

[ 2017年1月11日 05:30 ]

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