高梨 今季5戦で4勝目「いい内容」もさらに向上心「課題見つかった」

[ 2017年1月8日 02:57 ]

W杯女子ジャンプ個人第5戦(ヒルサイズ=HS137メートル) ( 2017年1月7日    ドイツ・オーベルストドルフ )

今季初のラージヒルの大会で優勝した高梨
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 今季4勝目を挙げた高梨沙羅(20=クラレ)は英語のインタビューで「とてもハッピーで結果に満足している」と語り、その後日本語のインタビューでは「ラージヒルの試合を楽しみにしていたので、いい結果が残せてよかったです。納得できるジャンプを2本そろえられた、いい内容でした」と笑顔を見せた。

 高梨は1回目に直前でゲートを1つ下げられたがお構いなし。別格の131メートルを飛んで首位に立つと、2回目もゲートが1つ下がったが129メートルを飛んで合計283・4点とし、今季5戦で4勝目、W杯通算では48勝とした。通算最多の男子のシュリーレンツァウアー(オーストリア)の53勝に、あと5と迫った。

 それでも「テレマークとか、空中姿勢など課題が見つかった」と語り「あした、完成できれば」とまだまだ上を目指していた。

 また、3位で今季3度目の表彰台に立った伊藤有希(22=土屋ホーム)は「2本目は良かったが、1本目のミスが悔しかった。あしたは2本納得できるジャンプをして、もっと上を目指したい」と語っていた。

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