青学大 7日に渋谷パレード!ハチ公前で報告会後にセンター街で

[ 2017年1月5日 05:30 ]

青学大10区安藤(右端)がゴールし笑顔で近寄る原監督(中央)ら青学大
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 第93回箱根駅伝で3連覇と大学駅伝3冠を史上初めて同時達成した青学大が、7日に東京・渋谷で優勝パレードを行うことが4日、分かった。過去2度の優勝では練習拠点の神奈川・相模原キャンパス近くの淵野辺駅周辺をパレードしたが、今年はハチ公前で報告会を行った後、センター街をパレードする予定だ。

 日本屈指の繁華街に、指揮官の「サンキュ〜」が響き渡る。箱根「3」連覇と大学駅伝「3冠」、そして原監督にとって9度目の箱根タクトから「サンキュー大作戦」を掲げた今年の箱根。史上初めて3連覇&3冠を同時達成した青学大が、7日に東京・渋谷に登場する。初優勝の15年、連覇の16年は練習拠点の相模原キャンパス近くの淵野辺駅をパレードしたが、今年は青山キャンパスも近い渋谷。ハチ公前で報告会を行った後、センター街をパレードする予定だ。

 他校が打倒・青学大を狙う中、出雲と全日本を制したチームは箱根でも圧倒的な力を見せた。早大に33秒差をつけて不安だった往路で優勝すると、復路は7区の田村和希(3年)が終盤に大失速して冷や汗をかいたが、8区の下田裕太(3年)が区間賞の激走で勝負あり。完璧なレース運びではなかったものの、2位の東洋大に7分21秒差をつける完勝だった。周囲への感謝をテーマに箱根路を制し、渋谷では声援を送ってくれたファンへ指揮官や選手が感謝の思いを示す。

 この日は体調不良の田村を除くVメンバーと原監督が、早朝から大会を中継した日本テレビ系の番組にハシゴ生出演。指揮官はMVPに2区を駆けた一色恭志(4年)を挙げた。狙っていた1時間6分台には届かない1時間7分56秒で区間3位だったが、「速さではなく強さ。こんなランナーいない。プレッシャーがかかる中、よく走った」と称賛。一色が抜ける来季、4連覇について問われると「頑張りますよ」と指揮官は早くも意気込んでいた。

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2017年1月5日のニュース