バックス　競り勝ち３連勝、アデトクンボが劇的ブザービーター

ブザービーターを決めたバックスのアデトクンボ（手前）と歓喜するブログドン（ＡＰ）
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　ＮＢＡは４日に各地で７試合を行い、バックスは敵地ニューヨークでニックスに１０５―１０４（前半５２―５２）で競り勝って３連勝で１８勝１６敗。２メートル１１の万能型フォワード、ヤニス・アデトクンボ（２２歳）が２７得点と１３リバウンドを稼ぎ、残り８・６秒からのプレーではランス・トーマス（２８歳）のディフェンスをかわして正面からジャンプシュートによる劇的なブザービーターを決めた。

　アデトクンボは１３試合連続で２０得点以上をマーク。同選手がブザービーターを決めるまでバックスは後半で一度もリードを奪えなかったが、土壇場の“一瞬”で敗者から勝者となった。

　今季２０・１得点のクリスタプス・ポルジンギス（２１歳）が左アキレス権痛で欠場しているニックスは１６勝１９敗。カーメロ・アンソニー（３２歳）が３０得点、１１リバウンド、７アシストと奮闘したがチームは６連敗となった。

　ブルズは敵地クリーブランドで東地区全体首位のキャバリアーズを１０６―９４（前半５２―４６）で退けて１８勝１８敗。ジミー・バトラー（２７歳）が２０得点中１４得点を第４Ｑに集中させ、大詰めでは１人で連続１０点を稼いで勝利に貢献した。チームの３点シュート成功本数（１３）は今季最多。このカードは今季２戦２勝となった。

　カイリー・アービング（２４歳）が脚の故障、ケビン・ラブ（２８歳）が食あたりで欠場したキャバリアーズは２６勝８敗。風邪気味で試合開始２０分前に強行出場を決断したレブロン・ジェームズ（３２歳）は３７分の出場で３１得点を挙げたが、チームの連勝は３で止まった。

　リーグ全体首位のウォリアーズは地元オークランドでトレイルブレイザーズを１２５―１１７（前半６９―７１）で下して４連勝で３１勝５敗。ステファン・カリー（２８歳）が３５得点、ケビン・デュラント（２８歳）も３０得点をマークしてホームでは今季１６勝２敗とした。

　ダミアン・リラード（２６歳）を欠くトレイルブレイザーズは１５勝２２敗。Ｃ・Ｊ・マッカラム（２５歳）が３５得点をたたき出したものの、ここ１０戦で８敗目を喫した。

　＜その他の結果＞

ホーネッツ（２０勝１６敗）１２３―１１２サンダー（２１勝１５敗）、ホークス（１９勝１６敗）１１１―９２マジック（１６勝１２敗）、ヒート（１１勝２６敗）１０７―１０２キングス（１５勝２０敗）、クリッパーズ（２４勝１４敗）１１５―１０６グリズリーズ（２２勝１６敗）

　＜６日のテレビ中継＞

ロケッツ　―　サンダー

ＷＯＷＯＷライブ　１０時〜