錦織　ダブルスで１７年初戦飾った！ティエムと初ペア

テニス　ブリスベン国際 （ 2017年1月3日    オーストラリア・ブリスベン ）

男子ダブルス１回戦でリターンする錦織
Photo By ゲッティ＝共同

　３日に男子ダブルス１回戦などが行われ、錦織圭（日清食品）ドミニク・ティエム（オーストリア）組はヘンリ・コンティネン（フィンランド）ジョン・ピアース（オーストラリア）組と対戦し、１―６、６―３で迎えたマッチタイブレークを１２―１０で制して準々決勝に進出した。男子シングルス１回戦では西岡良仁（ヨネックス）がビクトル・トロイツキ（セルビア）に４―６、５―７で敗れた。第３シードの錦織は初戦の２回戦でジャレド・ドナルドソン（米国）と対戦することが決まった。

　錦織は初めてペアを組むティエムとのダブルスで今年の初戦に臨んだが、昨季のＡＴＰツアー・ファイナル優勝ペア相手に第１セットは１―６で落とした。第２セットになると息が合い、降雨の影響で中断が入っても集中力を切らさず６―３で取り返した。マッチタイブレークは接戦となったが、窮地をしのいでものにした。大会前に錦織は「ダブルスで緊張感なりを少しでも味わえればいい。（シングルスへ向けて）試合数をこなしたい」と話していたが、第２シードの強豪撃破で満足そうな表情だった。