石見智翠館、準々決勝で散る エースWTB仁熊の足を封じられ…

[ 2017年1月3日 12:54 ]

第96回全国高校ラグビー   石見智翠館7―43御所実 ( 2017年1月3日    花園ラグビー場 )

 石見智翠館のエースWTB仁熊の足が完全に封じられた。御所実のマークが厳しく、タックルを受けてノックオンをする場面もあった。自分に注意を引きつけて周囲を生かそうとするプレーも多く、ボールを持つ機会が限られた。

 「チームメイトがゲインしたところでもらう。それができなければサポートに入るというプランだった。けが人も多く、アタックではなく守りがメーンだった

 ここまでの2試合で3トライを奪ったフィニッシャーが0トライ。昨年の4強に一歩届かずに終戦し「去年を越えようと言ってこのチームは始まった。成績が落ちて悔いが残る」と涙なく残念がった。卒業後は筑波大へ進学。「15人制だけでなく7人制も視野に入れてやっていきたい」と将来の桜のジャージーを誓った。

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2017年1月3日のニュース