青学大の楽勝ムードなし 原監督警戒の東海大が台頭

[ 2017年1月2日 05:30 ]

第93回箱根駅伝 ( 2017年1月2日 )

監督会議を終え、笑顔の青学大・原監督
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 出雲、全日本と制し盤石とみられた青学大だが、箱根駅伝での楽勝ムードは消えた。原監督は昨年12月29日の区間エントリーで複数の故障者の存在を明かし、山上りの5区も神野大地(現コニカミノルタ)が卒業したため、未経験の貞永隆佑(3年)を起用せざるを得ない。往路は3位以内の好位置でゴールし、復路での逆転を思い描いている。原監督が最も警戒するのが東海大だ。

 往路の5区間中4区間で1年生がエントリー。黄金ルーキーたちが勢いに乗れば、青学大を止める可能性がある。全日本で青学大に次ぐ2位に入った早大、2区に大砲・ニャイロが控える山梨学院大、駒大、東洋大が覇権を争う。

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2017年1月2日のニュース