箱根の変更点 選手の負担を軽減 山上り5区2・4キロ短縮

[ 2017年1月2日 05:30 ]

第93回箱根駅伝 ( 2017年1月2日 )

 箱根駅伝は今大会から4区が18.5キロから20.9キロに、5区が23・2キロから20.8キロにそれぞれ2.4キロ延長、短縮されることになった。関東学生陸上競技連盟は変更理由について以下の3点を挙げている。

 (1)5区の選手に対する生理学的負担が大きく、低体温症や低血糖症に陥る例が多数発生している。

 (2)総合成績に対する5区の貢献度が大きすぎる。

 (3)4区を短くしたことでマラソンに順応できる選手の芽を摘み取っている。

 06年に5区の距離を延ばした結果、11大会中7大会で5区区間賞を獲得した大学が総合優勝していた。なお、4区から5区へのたすきリレーが行われる小田原中継所は06年の第82回大会からかまぼこ店「鈴廣」の施設拡張工事に伴い、メガネスーパー前に移されていたが、以前の中継所に戻る形となった。

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2017年1月2日のニュース