錦織圭 16年ハイライトはリオ五輪銅「今までに感じたことのない充実感だった」

[ 2017年1月2日 07:45 ]

各シーズンを漢字1文字で振り返る錦織
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【充】

 ――充実の16年のハイライトはリオ五輪?A・マリーに勝った全米オープン?

 銅メダルが一番。いろんな意味で強くなれた五輪だった。初めてのメダルも今までに感じたことのない充実感だった。

 ――それほど特別だった理由

 他競技の選手の活躍を近くで見ていたのでそれがモチベーションになった。最初は僕も何を目標にしたらいいのか気持ちの面で凄く悩んで戦っていた。それが3、4回戦ぐらいから明確になっていった。

 ――ツアーに目を向けると徐々に世代交代が進んできた

 15年は変わるかもという感じだったが、16年は明らかに変わってきた。ラオニッチが3位にいたり、最終戦にも初出場の選手が2人いた。

 ――以前よりも若い選手が勝つのは難しくなっている?

 トップ10は昔から強いと思うが、トップ50ぐらいまでが強くなっているのを明らかに感じる。ツアー選手層は明らかに厚くなっている。ジュニアや若い選手にとっては壁だと思う。

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