「中部大春日丘」で花園初勝利も…指揮官おかんむり「お粗末」

[ 2016年12月30日 12:17 ]

第96回全国高校ラグビー大会・2回戦   中部大春日丘24―22仙台育英 ( 2016年12月30日    花園 )

 中部大春日丘(愛知)は校名に「中部大」の名前が入って初めての花園で白星を挙げた。しかし、内容は「お粗末」と宮地監督。ハンドリングエラー、キックミスが多発。後半12分で24―10と仙台育英(宮城)を離しながら残り9分で2点差まで詰められた。

 最後もヒヤヒヤ。自陣22メートル付近正面で反則を得ると、キックでタッチに出さずにスクラムを選択した。それまでスクラムで押し、逆にラインアウトがほとんど取れずにいたための選択だったが、「もし反則を取られてPGを決められたら…。絶対にタッチに出さないと。ゲームマネジメントを何一つ分かっていない」と監督はおかんむり。Bシードをまとめるゲームキャプテンのロック西尾は「自分たちのミスで流れをつかめなかった」と3回戦進出にも笑顔はなかった。

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2016年12月30日のニュース