ウォリアーズ逃げ切り勝ち、デュラント自己最多6ブロックショット

[ 2016年12月29日 16:46 ]

自己最多の6ブロックショットで勝利に貢献したウォリアーズのデュラント(AP)
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 NBAは28日に各地で10試合を行い、リーグ全体首位のウォリアーズは地元オークランドで東地区全体2位のラプターズを121―111(前半72―55)で下して28勝5敗。第1Qで42―17と圧倒しながら後半に入って追い上げられる苦しい展開となったが、ケビン・デュラント(28歳)が22得点、17リバウンド、7アシストと自己最多となる6本のブロックショットを稼いで逃げ切った。

 ステファン・カリー(28歳)は28得点、クレイ・トンプソン(26歳)は21得点をマーク。チームアシスト総数は33で1試合30以上はこれで今季22回目(リーグ最多)となった。また昨年4月以来、119試合で連敗はなし。敗れたあとの試合では通算15連勝(今季は5戦全勝)となった。

 ラプターズの連勝は4で止まって22勝9敗。デマー・デローザン(27歳)が29得点、カイル・ラウリー(30歳)が27得点を挙げたものの、敵地でのこのカードでは通算12連敗となった。なおラプターズ一筋で8季目を迎えているデローザンの通算得点は1万290。クリス・ボッシュ(現ヒート)が保持していたチーム最多得点記録(1万275)を更新した。

 ブルズは地元シカゴでネッツに101―99(前半46―49)で競り勝って16勝16敗。ドウェイン・ウェイド(34歳)が第4Qに入って片頭痛を訴えてダウンし、残り3分で7点を追う展開だったが、ここから反撃して試合をひっくり返した。最後は今季の自己記録に並ぶ40得点をマークしたジミー・バトラー(27歳)が足を痛めながらもブザービーターを決めて決着。ホームでは今季10勝6敗となった。

 ネッツは8勝23敗。センターのブルック・ロペス(28歳)が自己最多となる5本の3点シュートを決めて33得点を記録したが、ロードでは12連敗となった。

 ペリカンズは地元ニューオーリンズでクリッパーズに102―98(前半49―56)で勝って13勝21敗。アンソニー・デービス(23歳)が20得点をマークして3連勝を飾った。

 クリッパーズは22勝12敗。クリス・ポール(31歳)が4試合ぶりに復帰して21得点を稼いだが、後半に逆転されて4連敗を喫した。

 スパーズは大黒柱のカワイ・レナード(25歳)がウイルス性胃腸炎でダウンするというアクシデントの中でサンズと対戦。第4Qで10点を追う展開となったが、119―98(前半58―64)で勝って26勝6敗とした。ラマーカス・オルドリッジ(31歳)が27得点を挙げれば、トニー・パーカー(34歳)も20得点をマーク。ベテランが奮起して地元サンアントニオのファンを歓喜させた。

 サンズは9勝23敗。T・J・ウォーレン(23歳)が23得点をマークしたが、第3Qで18―31とリズムを失って逆転負けを喫した。

 トレイルブレイザーズは地元ポートランドでキングスに102―89(前半60―54)で勝利を収めて14勝20敗。ダミアン・リラード(26歳)は足首の故障で欠場したが、全員が奮起して連敗を6で阻止した。

 キングスは14勝18敗。ディマーカス・カズンズ(26歳)が28得点を記録したが、チームの連勝は4で止まった。

 <その他の結果>

ウィザーズ(15勝16敗)111―105ペイサーズ(15勝18敗)、ホーネッツ(18勝14敗)120―101マジック(15勝19敗)、バックス(15勝15敗)119―94ピストンズ(15勝19敗)、ホークス(16勝16敗)102―98(延長)ニックス(16勝15敗)、ナゲッツ(14勝18敗)105―103ティンバーウルブス(10勝22敗)

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