東レ 3大会ぶり3度目制覇 どん底から「一歩一歩。長かった」

[ 2016年12月26日 05:30 ]

 バレーボールの全日本選手権最終日は25日、東京・大田区総合体育館で男女の決勝が行われ、男子は東レが前回覇者の豊田合成をフルセットの末に3−2で破り、2007年に現在の大会形式となってからは3大会ぶり3度目の優勝を果たした。

 東レは、強化してきたサーブで頂点を引き寄せた。最終セットの21−20から李のサーブで崩し、切り返しでエースのジョルジェフが決めて勝利をつかんだ。2年前には大会期間中に当時の選手が窃盗事件を起こし出場辞退。そのシーズンのプレミアリーグは7位で入れ替え戦に回り、どん底を経験した。「そこから一歩一歩来て、今回の優勝につながった。長かった。苦しかった」と小林監督。3大会前よりも価値ある優勝だった。

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