久光製薬V5 中田氏から酒井監督へ 固いディフェンス加わり

[ 2016年12月26日 05:30 ]

 バレーボールの全日本選手権最終日は25日、東京・大田区総合体育館で男女の決勝が行われ、女子は久光製薬が初優勝を狙った日立に3−0のストレートで快勝し、5連覇を達成した。

 久光製薬のブロック得点は12。リオデジャネイロ五輪代表の長岡、石井の攻撃だけでなく、ブロックを中心とした守備でも圧倒した。「サーブで相手を崩せていた。それまでの過程があってのブロック」と5本のブロックを決めた水田。サーブで崩し、ブロックでプレッシャーをかけ、レシーブで切り返すという連動した守備が機能した。

 今季のプレミアリーグ開幕直前、日本代表監督に内定した中田久美氏に代わり、酒井新悟監督が就任した。長く男子で指導し、堺を2度のプレミアリーグ制覇に導いた指揮官が重点を置いたのが守備だった。「ディフェンシブなやり方を加えてくれた。ブロックとディフェンスの精度をプラスアルファで教えてもらった」と長岡主将。攻撃力に堅い守備を加え、5連覇を成し遂げた。

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2016年12月26日のニュース