五郎丸 1カ月ぶり実戦も痛恨捕りこぼし「大きなミスを後悔」

[ 2016年12月25日 05:30 ]

モンペリエ戦でプレーするトゥーロンの五郎丸
Photo By 共同

 ラグビーのフランス1部「トップ14」は23日に第14節が行われ、トゥーロンのFB五郎丸歩(30)は敵地モンペリエ戦で先発し、後半18分に退いた。チームは29−33で敗れた。

 首脳陣に存在感を見せたかった五郎丸にとっては、痛恨のミスだった。約1カ月ぶりの実戦となり、かつてNECでもプレーした巨漢WTBナドロをタックルで止めるシーンはあったものの、アタックでは味方の絶妙のキックを捕りこぼしてトライならず。ライン攻撃では展開攻撃をできる場面でタッチに蹴り出す判断ミスを犯した。結果的には4点差の敗戦。スコア的にはトライが決まれば勝利していたはずの試合を終え、「大きなミスが1つあって、そこは後悔している」と反省の弁を述べた。

 先発フル出場で仏デビューを果たした11月13日以来、2度目の出場だった五郎丸に、フォード監督は「急に出て最高のプレーをするのは難しい」と一定の理解は示したが、自身は「選んでもらった以上チームの力にならないといけない」と厳しい表情。プレースキックも任されることなく終わり、「満足せず一回り成長したい」とリベンジを誓った。

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2016年12月25日のニュース