佐田の海 熊本城“復興城主”になる!「少しずつ前に進めている」

[ 2016年12月11日 05:30 ]

大相撲冬巡業 ( 2016年12月10日    熊本県熊本市 )

ぶつかり稽古で胸を出す佐田の海(左)
Photo By スポニチ

 大相撲冬巡業が10日、熊本市で行われ、同市出身の幕内・佐田の海が4月に地震で被災した熊本城の「復興城主」となることを明かした。

 「復興城主」とは熊本城復旧に対する息の長い支援を募るため、同市が11月1日から実施している新制度。1回につき1万円以上の寄付をすれば誰でも「復興城主」として城主証などが交付される。佐田の海は震災前の3月末に熊本城を訪問。「なぜか登ってみたくなった」と現在閉鎖中の天守閣から市街地を眺めたという。そうした縁もあり「復興城主になりたい」と熊本のシンボルを一刻も早く復旧させたい思いから加入を決断した。

 土俵上ではご当地力士として地元の子供に胸を出すなどして館内を盛り上げた。「復興に向け少しずつ前に進めていると思う」と話した上で「今年一年はなかなか勝てず苦しかった。また上位で相撲を取りたい」と本場所の活躍でも地元を勇気づけることを誓った。

続きを表示

2016年12月11日のニュース