名古屋D 延長制し13勝目 指揮官「一丸となって戦えた」

[ 2016年12月11日 05:30 ]

Bリーグ第12節第2日 ( 2016年12月10日    北海きたえーる )

 西地区の名古屋Dは北海道に99―93で競り勝ち、13勝10敗とした。北海道は6勝17敗。名古屋Dは77―77で迎えた延長にジャスティン・バーレル(28)らが得点を重ね、粘る北海道を振り切った。東地区首位のA東京は京都を78―75で退けて17勝3敗。京都は10勝12敗となった。

 最後まで冷静なプレーに徹し、もつれた一戦を制した。名古屋Dは77―77の延長戦でインサイドにボールを集め、リードを奪って逃げ切り。日本代表で司令塔の笹山は「チームにとって自信になる1勝」と汗を拭った。

 延長の5分間は狙いを徹底し、巧みにボールを回しながらバーレルとティルマンの両外国人を中心に攻めた。2人は果敢にゴールに向かい、反則も受けてフリースローにつなげた。リバウンドなどゴール下の激しい攻防で一歩も引かず、ゲーリー監督は「タフな試合だったが一丸となって戦えた」と誇らしげだった。

 11月は1勝6敗とつまずいたが、12月は日本代表の中東や張本らの働きがかみ合い、3勝1敗と上昇ムード。笹山は「これまではあと一歩のところで悔しい思いをしてきたが、きょう勝てたことで次につながる」と収穫を口にした。

続きを表示

2016年12月11日のニュース