チーフスが地区首位浮上、新人ヒルが殊勲のTD

[ 2016年12月9日 16:46 ]

パントリターンからTDをマークしたチーフスのヒル(AP)
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 NFLは8日、第14週の1試合を氷点下6度にまで冷え込んだカンザスシティー(ミズーリ州)で行い、地元のチーフスがAFC西地区の覇権を争っているレイダースを21―13(前半21―10)で下して両者はともに10勝3敗。しかし3連勝を飾ったチーフスは今季レイダースに2戦2勝で、同率ながら直接対決の成績で上回って同地区の首位に立った。

 チーフスは第1QにFGで先制されたが第2Qに反撃。開始9秒、QBアレックス・スミス(32歳)から新人WRタイリーク・ヒル(22歳)に36ヤードのTDパスが通って逆転した。6分26秒にはRBチャーキャンドリック・ウエスト(25歳)が3ヤードを突破して相手エンドゾーン内に侵入。ドラフト全体5巡目(全体165番目)という遅い指名だったヒルは8分35秒、パントリターンから78ヤードを走破してこのクオーターだけで自身2つ目のTDをマークした。

 レイダースの連勝は6でストップ。頼みの綱でもあるQBデレク・カー(25歳)のパス成績は41回中17回の成功で、獲得したのは今季自己最少の117ヤードに終わった。

 なおAFC西地区は首位チーフスと2位レイダースがともに10勝3敗。第14週の試合を残している昨季王者のブロンコスが8勝4敗で続き、5勝7敗のチャージャーズが最下位の4位。チーフスもレイダースもまだブロンコスとは1試合を残している。

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