スパーズ4連勝 ロードは今季13戦全勝、レナード躍動31得点

[ 2016年12月7日 16:59 ]

31得点を挙げたスパーズのレナード(左)(AP)
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 NBAは6日に各地で6試合を行い、スパーズは敵地ミネアポリスでティンバーウルブスを105―91(前半43―46)で下し、4連勝で18勝4敗。ロードでは今季13戦全勝で、開幕からのロード連勝記録(15年ウォリアーズの14)にあと「1」と迫った。この日は膝を打撲したトニー・パーカー(34歳)やマヌー・ジノビリ(39歳)らが欠場したが、若き大黒柱のカワイ・レナード(25歳)が31得点をマーク。ベンチから出たパティー・ミルズ(28歳)も15得点を挙げて勝利に貢献した。

 スパーズはホームでは5勝4敗だがロードでは無敗。勝率は・818となり、西地区全体首位のウォリアーズ(18勝3敗)とは0・5ゲーム差となっている。

 若手中心のティンバーウルブスは6勝15敗。ザック・ラビーン(21歳)が25得点を稼ぎ、ドラフト全体5番目に指名された新人ガードのクリス・ダン(22歳)は自己最多の15得点をマークしたが後半で競り負けた。

 ウィザーズのガード、ジョン・ウォール(26歳)は地元ワシントンDCでのマジック戦で自己最多の52得点を記録。42分の出場でフィールドゴールを31本中18本(3点シュートは8本中5本)成功させ、後半だけで33得点をたたき出した。

 しかし試合は116―124(前半52―65)で敗れて7勝13敗。ウォールは8アシストもマークしたが、それでも勝利には結びつかなかった。

 マジックは3連勝で10勝1敗。ウォールのオフェンスには苦しんだが、25得点のエルフリッド・ペイトン(22歳)を含めてベンチ勢4人で計73得点を稼ぎ、ベンチスコアでは51点差をつけた。

 ニックスは敵地マイアミでヒートを114―103(前半53―54)で退けて4連勝で12勝9敗。カーメロ・アンソニー(32歳)が今季自己最多に並ぶ35得点をマークし、3年ぶりに貯金を「3」とした。

 ただし先発ガードのデリック・ローズ(28歳)は第3Qに腰を痛めてダウン。今後の出場は微妙となった。

 ヒートは7勝14敗。実働9選手でこの試合に臨んだが後半で粘りを欠いた。ゴラン・ドラギッチ(30歳)は29得点、ハッサン・ホワイトサイド(27歳)は23得点と14リバウンド、3ブロックショットをマーク。ホームでは2勝8敗となった。

 グリズリーズは地元メンフィスで76ersに96―91(前半47―43)で競り勝って4連勝で15勝8敗。マーク・ガソル(31歳)が26得点を稼ぎ、チームの3点シュート成功率が11・8%(17本中2本)にまで低下しながら、しぶとく白星をもぎとっった。

 76ersは8連敗を喫して4勝18敗。第4Q残り1分57秒で一時は91―89とリードを奪ったが守り切れなかった。

 <その他の結果>

ピストンズ(12勝11敗)102―91ブルズ(11勝10敗)、ジャズ(14勝9敗)112―105サンズ(6勝15敗)

 <7日のテレビ中継>

 ニックス―キャバリアーズ

 WOWOWライブ 10時~

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