冬巡業離脱 膝に不安の照ノ富士、手首骨折の宇良も

[ 2016年12月7日 05:30 ]

照ノ富士
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 大相撲冬巡業は6日、福岡県直方市で行われ、大関・照ノ富士(25=伊勢ケ浜部屋)と十両・宇良(24=木瀬部屋)がともに離脱した。

 照ノ富士は古傷の左膝半月板の状態が思わしくなく、この日は取組も行わなかった。九州場所でカド番を脱出し、来年の復活に向けて冬巡業で鍛錬を積むつもりだったが、相撲を取れる状態ではなく帰京を余儀なくされた。「なかなか治らない。筋などを切っているので、なかなか力が入らない」とため息をついた。

 宇良は秋場所で骨折した左手舟状骨が完治しておらず、無念の離脱。骨折を押して出場した九州場所は勝ち越したが、現状は「まだ骨がくっついていない」という。当面は治療に専念することになりそうだ。

 ともに初場所(来年1月8日初日、両国国技館)に向けて不安を残す。これで、関取の冬巡業の休場者は全体の7分の1にあたる10人となった。

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