手負いの川内 3位は「奇跡起こった」 世界陸上へ海外レースで勝負勘磨く

[ 2016年12月5日 08:18 ]

レースから一夜明け、取材に応じた川内
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 福岡国際マラソンで日本人トップの3位に入り、来夏の世界選手権(英国・ロンドン)代表に大きく前進した川内優輝(29=埼玉県庁)がレースから一夜明けた5日、取材に応じた。

 11月に右ふくらはぎを痛め、レース2日前には左足首を捻挫。絶体絶命の状況での激走を「奇跡が起こった」と振り返った公務員ランナーは4月以降、海外マラソンで勝負勘を磨く予定。「タイムを狙いつつ、勝負の強さに特化していければいい」。日本代表ラストランと位置付ける世界選手権へ、さらなる進化を誓った。

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2016年12月5日のニュース