日本連覇夢散 1分け7敗…琴音が全敗阻止 意地の引き分け

[ 2016年12月5日 05:30 ]

4大ゴルフツアー対抗戦 ザ・クイーンズ最終日 ( 2016年12月4日    愛知県みよし市 三好カントリー倶楽部西コース=6500ヤード、パー72 )

日本勢で唯一、堀(左)が韓国チームに同点で終わり、小林浩美日本女子プロゴルフ協会会長に労いを受ける
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 日本と韓国のシングルスのマッチプレーによる優勝決定戦が行われ、日本は2位に終わった。堀琴音(20=東芝)が唯一、引き分けに持ち込む健闘も、チーム全体は1分け7敗。涙の優勝を遂げた昨年から一転、惨敗に終わった。3位決定戦は欧州の4勝1分け3敗でオーストラリアを退けた。

 初出場の堀が日本の全敗を何とか阻止した。とはいえ、16番で相手のボギーにより1アップとリードしたにもかかわらず、17番で8メートルのバーディーパットを2メートルもショートして、3パットのボギー。再びオールスクエアに戻され、引き分けに終わっただけに「ずっと攻める気持ちだったのに、あの時だけ急に守りに入ってしまった」と一瞬の気持ちの弱さを悔いた。初優勝が待たれる20歳にとって、来季の課題がまた一つ増えた。

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2016年12月5日のニュース