ボルト、ドーピング問題で厳罰求める「違反者は永久失格に」

[ 2016年11月30日 08:45 ]

 リオデジャネイロ五輪の陸上男子短距離で100メートル、200メートル、400メートルリレーの3冠を3大会連続で達成したウサイン・ボルト(ジャマイカ)はロシアの国家ぐるみのドーピング問題などを踏まえ「道を外れて不正した選手は完全にスポーツ界から追放するべきだ」と、違反者に永久失格の厳罰を求めた。29日、英BBC放送が報じた。

 30歳のボルトは来年8月の世界選手権(ロンドン)を最後に引退する。薬物スキャンダルがまん延しているスポーツ界の現状を懸念し「自分はいつも不正撲滅に永久失格が必要だと思っている。それが最も重要なことだ」と指摘。「単なるミスや間違いには多少の余地を残してもよいが、故意にやる場合は厳しく罰するべきだ」と訴えた。

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2016年11月30日のニュース