春日山親方控訴審、話し合い継続へ 一審では1億7160万円請求

[ 2016年11月29日 05:30 ]

 大相撲の春日山親方(元幕内・浜錦)が、先代親方の岩永祥紀氏(元幕内・春日富士)に年寄名跡証書の引き渡しを求めた訴訟の控訴審は東京高裁で和解協議が開かれ、話し合いを継続することになった。次回は12月20日。岩永氏側代理人によると和解条件の金額に大きな差があるという。

 日本相撲協会は12月26日の年寄総会で、全親方と人材育成業務の委託契約を結び直すために年寄名跡証書の預かり証が必要としているが、所有していない春日山親方は現状で契約できない。早期決着を求めるかと聞かれた同親方は「もちろんそうです」と述べた。8月の一審判決で、春日山親方は証書を所有する対価として1億7160万円の支払いを命じられた。

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2016年11月29日のニュース