24日開幕W杯 遼、松山と練習ラウンド「全力で調整したい」

[ 2016年11月21日 19:18 ]

W杯練習ラウンドをこなす石川(左)と松山
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 男子ゴルフの国別対抗戦W杯は24日から4日間、オーストラリア・メルボルンのキングストン・ヒースGCで開催される。日本代表の松山英樹(24=LEXUS)と石川遼(25=CASIO)は21日に18ホールの練習ラウンドを行った。ホールアウト後、2時間近くショットを打ち込んだ石川は「コースは難しいけどもう1回くらい回れば特徴がつかめると思う。残り2日間全力で調整したい」と話した。

 各国2人の代表によるW杯は初日と3日目はフォアサム(同じチームの2人が1つのボールを交互に打ったスコアを記録する)、2日目と最終日はフォアボール(2人がそれぞれ自分のボールを打ち、ホールごとに良い方のスコアを採用する)を実施し72ホールの合計スコアで順位を決める。

 8月1日時点の世界ランキングで日本人最上位(18位)となり出場資格を得た松山が石川をパートナーに指名した。8月に日本で食事をした際に松山に直接打診を受けた石川は当時腰痛から復帰したばかり。その後の3カ月を振り返り「夏に話し合った時は(優勝した)KBCオーガスタの前だった。その後の3カ月がどうなるか定かでなかった。日本の試合で優勝できたことで1つのラインまでは持ってこれた。ただここで勝つにはさらに上のゴルフをしなければならない」と語った。

 17日にオーストラリア入り。各自が自分のボールでラウンドしつつ、並行して1つのボールを2人で交互に打つフォアサムの練習も続けている。

 石川はキャロウェイ、松山はスリクソンのボールを使用している。フォアサムでどちらのボールを使うかもスコアメークの上で重要となるが、石川は「ホールごとに替えることもできる。まだ決めていないけど、僕は以前スリクソンを使っていたのでどちらもプレーできる。チームが良い方向に行くようにしたい」と話した。

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2016年11月21日のニュース