野村、今季最終戦13位「いい1年だった」 アリヤが賞金女王

[ 2016年11月21日 09:14 ]

最終ラウンド、16番でティーショットを放つ野村敏京。通算9アンダーで13位
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 米女子ゴルフの今季最終戦、CMEツアー選手権は20日、フロリダ州ネープルズのティブロンGC(パー72)で最終ラウンドが行われ、71で回った野村敏京は通算9アンダー、279で13位だった。66と伸ばした20歳のチャーリー・ハル(英国)が通算19アンダーでツアー初勝利を飾り、賞金50万ドル(5550万円)を獲得。

 4位に入った20歳のアリヤ・ジュタヌガーン(タイ)が総額255万ドル強(約2億8300万円)で賞金女王に輝き、年間最優秀選手のタイトルも獲得。平均スコアは田仁智(韓国)が69・583で最少だった。

 横峯さくらは通算イーブンパーで46位、宮里美香は5オーバーで59位、宮里藍は9オーバーで64位だった。

 ▼野村敏京の話 4番でトリプルボギーにしたけれど、まだホールがたくさん残っているので気にしなかった。アンダーパーにできたのは良かった。今年は初優勝して、2勝目もできて、いい1年だった。五輪も行ってスケジュールが大変だったけど、やっと終わってうれしい。

 ▼横峯さくらの話 ビッグスコアで終わりたかったけど、風が強い中、アンダーパーで回れたのは良かった。今年は残念な結果でしかなかったけれど、シードも取れて来年もプレーできることはうれしい。しっかりスイングを修正して、来年こそ1勝したい。

 ▼宮里美香の話 17ホールまでいいゴルフをしていたのに、最後はアンラッキーでダブルボギーにしてしまった。ノーボギーで来ていたので残念な終わり方になった。今年は五輪出場を逃した7月以降は気持ちが難しかった。来年の目標はこれからゆっくり考える。

 ▼宮里藍の話 クロスハンドでパッティングをして、違和感もなくすごく良かった。来年に向けてすごくいいトライだった。オフはしっかりと腰を治すことが大きな目標。体のケアをして来季もいいスタートダッシュが切れるよう、オフを過ごしたい。

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