ハーフで1時間34分26秒…川内 世界選手権出場ピンチ

[ 2016年11月21日 06:48 ]

12月4日の福岡国際マラソンに向け、絶体絶命の状況に追い込まれた川内

 男子マラソンの川内優輝(29=埼玉県庁)が、大ピンチに陥った。20日に上尾シティハーフマラソンに出場したが、12日に右ふくらはぎを痛めた影響でスタートからジョギングのようなペースで走り、トップから32分以上遅れる1時間34分26秒でゴール。来夏の世界選手権(ロンドン)を日本代表としての最後のレースと位置づける公務員ランナーは、選考レースである12月4日の福岡国際マラソンで切符獲りに挑むが「かなり厳しい。あと2週間でどこまでいけるか」と現状を説明した。

 日本陸連は選考会を複数回走った場合は最初の大会の成績を重視するとしている。欠場して大会をスライドした場合の扱いは不透明だが「出なかったら終わりですから」とあくまで福岡で勝負をかける決意を示した。

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2016年11月21日のニュース