川内優輝、世界陸上切符へ大ピンチ…右脚負傷でハーフ1時間35分

[ 2016年11月20日 11:30 ]

上尾シティマラソンに出場した川内

 公務員ランナーが大ピンチに陥った。男子マラソンの川内優輝(29=埼玉県庁)が20日、上尾シティマラソンのハーフマラソンの部に出場したが、1時間35分前後でフィニッシュした。

 12日の練習中に右ふくらはぎを痛め、スタートからジョギングのようなペースでしか走れなかった。川内にとって来夏の世界選手権(英国・ロンドン)は、日本代表としての最後の大舞台と位置づけている。

 世界選手権の代表選考会・福岡国際マラソン(12月4日)に予定通り出場するつもりだが、完璧なコンディションで臨むのはもはや不可能な状況。「かなり厳しい。どのくらい走れるか分からない」と元気なく話した。

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2016年11月20日のニュース