クリッパーズ 7連勝でストップ、グリズリーズ・ガソルが決勝3P

[ 2016年11月17日 16:57 ]

残り14秒に決勝の3点シュートを決めたグリズリーズのガソル(AP)

 NBAは16日に各地で11試合を行い、クリッパーズは地元ロサンゼルスで行われたグリズリーズ戦に107―111(前半46―61)で敗れて10勝2敗。リーグ最高勝率は守ったが連勝は7でストップした。

 試合では最大16点差をつけられながら第4Qに一時逆転に成功。しかし107―106で迎えた残り14秒、グリズリーズのマーク・ガソル(31歳)にこの日4本目の3点シュートを決められて試合をひっくり返され、最後のプレーでもJ・J・レディック(32歳)がマイク・コンリー(29歳)にボールを奪われてシュート・チャンスを築けなかった。

 レディックは29得点、ブレイク・グリフィン(32歳)は25得点をマーク。しかし土壇場では細かいミスが目立った。

 グリズリーズは6勝5敗。コンリーが30得点を挙げればガソルも今季自己最多の26得点を稼いで勝利に貢献。ベンチから出たザック・ランドルフ(35歳)も18得点をマークした。

 2日連続の試合となったキャバリアーズはレブロン・ジェームズ(31歳)を休養させて敵地インディアナポリスでのペイサーズ戦に臨んだが、93ー103(前半45―50)で敗れて9勝2敗。ケビン・ラブ(28歳)が27得点、16リバウンドをマークしたが連勝は3で止まった。

 ペイサーズは連敗から白星を2つ並べて6勝6敗。ポール・ジョージ(26歳)が21得点と11リバウンドを稼ぎ、ホームでは今季7戦6勝となった。

 ホークスは地元アトランタでバックスを107―100(前半52ー35)で退けて6連勝で9勝2敗。キャバリアーズが敗れたために東地区全体の首位に並んだ。

 バックスは5勝5敗。2メートル11の万能フォワード、ヤニス・アンテトクンポ(21歳)が26得点と15リバウンドを記録したものの勝機を見いだせなかった。

 ウォリアーズは敵地トロントでラプターズに127―121(前半66―53)で勝って9勝2敗。ステファン・カリー(28歳)が35得点、ケビン・デュラント(28歳)は30得点をたたきだし、このカードでは5連勝を飾った。

 ラプターズは3連勝のあと連敗を喫して7勝4敗。得点部門1位のデマー・デローザン(27歳)が34得点、カイル・ラウリー(30歳)が24得点をマークしてハイスコアのゲームに食らいついていったが、ウォリアーズのオフェンスを阻止することはできなかった。

 サンダーは地元オクラホマシティーでロケッツに105―103(前半65―63)で競り勝って7勝5敗。ラッセル・ウエストブルック(28歳)は30得点、7リバウンド、9アシストをマークし、103―100で迎えた残り5・5秒には2メートル8のクリント・カペラ(22歳)の上から左手でダンクをたたき込んで勝負を決めた。

 ロケッツは6勝5敗。かつてサンダーでウエストブルックとチームメートだったジェームズ・ハーデン(27歳)は37分出場して13得点と13アシストを記録。しかしサンダーのアンドレ・ロバーソン(24歳)の密着マークにあって、フィールドゴールは16本中4本しか決まらなかった。

 <その他の結果>76ers(2勝9敗)109―102ウィザーズ(2勝8敗)、マジック(5勝7敗)89―82ペリカンズ(2勝10敗)、ニックス(5勝6敗)105―102ピストンズ(6勝6敗)、セルティクス(6勝5敗)90―83マーベリクス(2勝8敗)、ナゲッツ(4勝7敗)120―104サンズ(3勝9敗)、スパーズ(9勝3敗)110―105キングス(4勝8敗)

 <18日のテレビ中継>ウィザーズ―ニックス

 WOWOWライブ 9時~

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