レイダース 昨季王者ブロンコス下し3連勝、AFC西で単独首位

[ 2016年11月7日 15:28 ]

ランで3TDをマークしたレイダースのPBマーリー=中央(AP )

 NFLは6日に各地で第9週の11試合を行い、ここ13シーズン、プレーオフから遠ざかっているレイダースが、地元オークランド(カリフォルニア州)で昨季王者のブロンコスを30―20(前半20―10)で下して3連勝。今季成績を7勝2敗として激戦区のAFC西地区で単独首位に立った。

 この試合ではオフェンス・ラインの強力なパワーとプロテクションを武器にRBラタビアス・マーリー(26歳)が快走。20回のキャリーで114ヤードをランで稼ぎ、3つのTDを奪取して勝利に貢献した。

 13年ドラフトでは6巡目(全体181番目)という遅い指名だったマーリーが100ヤード以上をマークしたのは通算4回目。QBデレク・リー(25歳)はTDパスこそなかったが、31回の試投で20回を通して181ヤードを記録した。

 AFC西地区はレイダースが首位で6勝2敗のチーフスが2位。6勝3敗となったブロンコスが3位で、4勝5敗のチャージャーズにもまだ優勝の可能性が残されている。

 NFC東地区で首位を走るカウボーイズは今季まだ白星のないブラウンズを敵地クリーブランド(オハイオ州)で35―10(前半21―10)で退けて7勝1敗。QBダク・プレスコット(23歳)が27回中21回のパスを成功させて3TDを奪えば、RBイジキール・エリオット(21歳)も18回のキャリーで92ヤード、2TDをランでマークするなど、この日も新人コンビがチームを引っ張って7連勝を飾った。

 ブラウンズは9戦全敗で昨季から通算でチーム・ワーストの12連敗。ここ30戦では3勝27敗で、開幕9連敗は41年ぶりの屈辱となった。

 そのカウボーイズをNFC東地区で追走するジャイアンツは地元イーストラザフォード(ニュージャージー州)でイーグルスに28―23(前半21―10)で競り勝って3連勝で5勝3敗。13シーズン目を迎えたQBイーライ・マニング(35歳)は257ヤードと4TDをパスで稼ぎ、通算獲得は4万6428ヤードとなって歴代9位に浮上した。

 敗れたイーグルスは4勝4敗となってNFC東地区の最下位に後退。ドラフト全体2番目に指名されたカーソン・ウェンツ(23歳)は364ヤードをマークしたもののTDパスはなく、インターセプトを2度喫してリズムを失った。

 <その他の結果>ライオンズ(5勝4敗)22―16(延長)バイキングス(5勝3敗)、レイブンズ(4勝4敗)21―14スティーラーズ(4勝4敗)、ドルフィンズ(4勝4敗)27―23ジェッツ(3勝6敗)、チーフス(6勝2敗)27―23ジャガーズ(2勝6敗)、パンサーズ(3勝5敗)13―10ラムズ(3勝5敗)、セインツ(4勝4敗)41―23 49ers(1勝7敗)、コルツ(4勝5敗)31―26パッカーズ(4勝4敗)、チャージャーズ(4勝5敗)43―35タイタンズ(4勝5敗)

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