宇野らが調整、連勝へリラックス GPロシア杯

[ 2016年11月3日 20:42 ]

ロシア杯の前日練習で調整する宇野昌磨

 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第3戦、ロシア杯は4日、モスクワで開幕する。3日は試合会場で前日練習が行われ、第1戦のスケートアメリカの男子で優勝した宇野昌磨(中京大)らが調整した。

 宇野は時折笑顔も見せ、リラックスした様子。2種類の4回転ジャンプも高確率で着氷した。フリーの曲をかけての練習では、後半のジャンプの着地でバランスを崩す場面もあったが、好調を感じさせる内容で終えた。「今日の練習は調子が良かった。でも、どんな調子でも試合に合わせられるかどうかが大事」と引き締まった表情。3位に入れば12月のGPファイナル(マルセイユ=フランス)進出が確定するが「自分のやれることをやるだけ。結果については考えない」と語った。

 田中刑事(倉敷芸術科学大)もフリーの曲で練習し、氷の感触を確認した。

 女子でGPシリーズ初出場となる松田悠良(愛知・中京大中京高)と村上佳菜子(中京大)も最終調整した。松田は「今はワクワクする気持ちの方が大きい。楽しみたい」と本番を見据えた。

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2016年11月3日のニュース