松森「凄く楽しみ」世界迎撃!22歳の美脚ニューヒロイン

[ 2016年11月3日 05:30 ]

女子ゴルフ TOTOジャパン・クラシック ( 茨城県小美玉市 太平洋クラブ美野里コース=6646ヤード、パー72 )

<TOTOジャパンクラシック練習日>リラックスムードでプロアマをこなす松森彩夏

 国内唯一の全米女子プロゴルフ協会公式戦で、日本ツアーも兼ねるスポニチ主催「TOTOジャパン・クラシック」は、あす4日から3日間、茨城県小美玉市の太平洋クラブ美野里コース(6646ヤード、パー72)で開催される。今季ツアー初優勝を飾ったニューヒロイン、松森彩夏(22=スターツ)は2日、プロアマ戦に出場。長いコース対策にクラブセッティングを見直し、万全の態勢で本戦に挑む。

 日本が誇る美脚プロが実力者ぞろいの米ツアーメンバーの前に立ちはだかる。松森はくりっとした丸い瞳が印象的な愛らしい顔立ちに加え、身長1メートル70、股下80センチとモデル並みのスタイルでファンが急増中。ルックスだけではなく、3週前の富士通レディースでツアー初優勝を飾るなど実力も折り紙付きで「世界ランキング上位の選手がたくさん来ているので、凄く楽しみ」と心躍らせた。

 TOTOジャパン・クラシックには2年連続2度目の出場だが、今年から開催コースが太平洋C美野里Cに移転。1日にアウト9ホール、この日のプロアマ戦で18ホールを回り、「トリッキーなコース。グリーンも真ん中にこぶがあったりするので、セカンドショットをつける位置が大事」と印象を語った。総ヤーデージは昨年の6506ヤードから6646ヤードと140ヤード延び、特にインコースは400ヤードを超えるパー4が4つもある。平均飛距離が240~250ヤードの松森にとっては厳しいコースセッティングだ。そこで富士通レディースの時にはバッグに入れていなかった5Wを投入することを決断。代わりにウエッジを1本抜き、1、3、5WとUT3本という今大会用のセッティングで長いコースを攻略する。

 昨年、今年と全米女子オープンの日本予選を勝ち抜いて本戦に出場した。昨年の練習日には世界ランキング1位のリディア・コと練習ラウンドを回り「安定感があって、ショートゲームが凄くうまい」と刺激を受けた。今回も「ぜひ一緒に回りたい」と同組を熱望している。

 優勝すれば手に入る来季の米ツアーシード権は「実力とタイミングがかみ合ったら米ツアーに行きたい」と青写真を描く22歳にとっては魅力的な副賞だ。「優勝も経験して、昨年より自信や落ち着きはある。狙っていきたいと思う」。夢への扉を開くための勝負の3日間がもうすぐ開幕する。

 ◆松森 彩夏(まつもり・あやか)1994年(平6)5月19日、東京都世田谷区生まれの22歳。祖父の勧めで4歳からゴルフを始める。小学5年で江連忠ゴルフアカデミーに入門。日大高を経て、13年プロテストに一発合格。得意クラブは1W。1メートル70、55キロ。家族は父・康尚さん、母・亜規子さん、妹・杏佳さん。好きな芸能人は小栗旬。

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