バレー日本代表監督を選出 女子は中田氏、男子は中垣内氏

[ 2016年10月25日 18:30 ]

 日本バレーボール協会は25日、東京都内で理事会を開いて女子は中田久美氏(51)、男子は中垣内祐一氏(48)を日本代表監督に選んだと発表した。ともに26日、記者会見する。女子を2012年ロンドン五輪銅メダルに導いた真鍋政義監督、14年から男子を率いた南部正司監督は退任する。女性の女子フル代表監督は1982年の生沼スミエ氏以来となる。

 新監督はともにプレミアリーグ終了後の来春就任予定。任期は2年だが、日本協会の木村憲治会長は「原則的には20年東京五輪まで頑張ってもらう」とし、男女のビーチバレーも含めてメダル4個を目標に掲げた。

 選手時代に代表セッターだった中田氏は1984年ロサンゼルス五輪で銅メダルを獲得するなど五輪に3度出場。引退後は4年前からプレミアリーグ女子の久光製薬を率いてリーグを3度、全日本選手権を4度制した。日本のエースだった中垣内氏は92年バルセロナ五輪に出場。監督としてはプレミアリーグ男子の堺を率いてリーグを制し、男子代表コーチを経て現在は堺の部長を務める。

 ▼木村憲治・日本バレーボール協会会長の話 2人は国内で監督としての業績もあるし、海外でのバレー修業も経験している。原則的には東京(五輪)まで頑張ってもらう。

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2016年10月25日のニュース