宇野 フリーでも4回転フリップ決めた!自己ベストでGP2勝目

[ 2016年10月24日 03:20 ]

スケートアメリカで優勝を飾った宇野(AP)
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 フィギュアスケートのGPシリーズ第1戦、スケートアメリカ第3日が23日、米シカゴで行われ、男子フリーで、SP1位の宇野昌磨(18=中京大)は190・19点の高得点をマーク。合計で自己ベストの279・34点として昨季のフランス杯(テロの影響でSPの結果のみで優勝)に続くGPシリーズ2勝目を挙げた。

 宇野はSPでも決めた4回転フリップを、フリーの冒頭でもきっちり着氷。後半にトリプルアクセルで1度転倒はあったものの、4回転トーループ、4回転トーループからのコンビネーションと、4回転ジャンプを3本きっちりと決めた。また、タンゴの曲に乗った圧倒的な演技を見せステップもレベル4をそろえて、昨年のGPファイナルでマークした276・79点を上回る得点を挙げた。

 SP3位のジェイソン・ブラウン(21=米国)がほぼミスのない演技で182・63点、合計268・38点で2位。SP2位のアダム・リッポン(26=米国)は冒頭の4回転トーループで転倒、その後はミスなくまとめたが174.11点、合計で261・43点で3位となった。

 SP8位と出遅れた昨季の世界選手権銅メダルの金博洋(19=中国)は、冒頭の4回転ルッツはきれいに着氷したが、その後は転倒など細かいミスもあり172・15点、合計245・08点で5位だった。

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